世界のおかあさん

このところ、ある一曲が頭の中でヘビーローテーションしている。国分寺エクスペリエンスの「世界のおかあさん」https://https://youtu.be/SqCP84jKSdM
はじめて聞いたのはライブでご一緒したときなのだが、みごとなパフォーマンスに圧倒された記憶がある。https://youtu.be/riIbPsWazmA
金曜の朝ラジオ「源ちゃんの現代国語」コーナーで紹介された本『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著/三浦みどり訳/群像社刊)の内容が衝撃的だったところへFBでシェアされて思い出し、それ以来頭から離れない。
この本、旧ソ連の従軍女性兵士(看護師や通信兵のみならず狙撃兵など戦闘員もいた)への女性著者による女性目線の壮絶なインタビュー集。紹介された一部朗読がほんの数行だったにもかかわらず、被害者としてだけでなく加害者としても戦争に巻き込まれる女性たちの失われる人間性がリアルに描き出されていてトラウマになりそう。私は全編読んではいないし、とても読めそうな気もしないのだが。これと先の曲がシンクロして増幅されているわけ。
国分寺エクスペリエンスというバンドはもうずいぶん長いこと活動しているバンドだが、ちゃんと聞いたのは一昨年くらいの武蔵野はらっぱ祭り。ボーカルのおちょこさんのアコースティックソロはその数年前くらいからなんどか聞いていて詞曲歌ともすばらしいとは思っていたのだが、バンドは予想以上にロックだった。最近お世話になっているアリこと有田武生さんとか、世の中にはまだまだ知らないアーティストがたくさんいる(自分が知らなかっただけ?_ _;)ことを痛感したこの一年です。
ちなみに先のインタビュー本、現在は発売中止。版元の群像社のページによると、著者権利エージェントとの契約のせいで、すでに刷っってある版元在庫も売れなくなった模様。著者のノーベル賞受賞の結果、一人でやってる弱小出版社としては契約更新もさせてもらえず乗り換えられたらしいので、そのうちお金持ちの大手出版社から出るでしょう。せめて在庫ぐらい売らせてあげればいいのにね〜。引き継ぐ出版社にはなんらかの配慮を期待したい。